メキシコ リメンバーミーのロケ地巡り〜死者の日を徹底的に堪能
2018.10.26-11.04 死者の日体感ツアー
去年の正月あたりに、飛行機で暇だったから映画を見ようと。
しかし日本語字幕の映画がなかったので、アニメを選択。
ディズニー映画、リメンバーミーとの出会いだ。
えー!なにこの映画、すごくない!?
知らなかったんだけど...
映画を見て、号泣!飛行機で3回連続で見ました。笑
キャラクターがもっと可愛かったら...日本でもっと流行ったんじゃないかって。笑
”浅はかなストーリーであるアナ雪”より知名度が低いけど、子供に見せたい映画だと思いました。
余談ですが、”彼女一筋”でなかったイケメンの男友達にこの映画を勧めたところ...彼の心が入れ替わったくらいです。
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さて、リメンバーミーの舞台となったメキシコ!
あのシーンで使われてたアイテムは何かな。
あのシーンはメキシコ人ではどういう習慣としてあるんだろう。
あのシーンの背景と同じところに行きたい!
と...さっそくリメンバーミーの写真集を買い、航空券を手配しました。
10/26 Day 1/ Mexico City
成田 14:25
まさかの直行便!
空いてそうな飛行機だと、アップグレードも期待できるので早めに空港へ
メキシコシティ空港 12:55
送迎タクシー予約
空港に着いてからホテルまでは何も考えたくなかったので、タクシーを予約。
約1500円
街中あちこちに、ドクロが!これが死者の日の飾りつけか〜
死者の日とは、メキシコで古くから祝われている伝統行事。メキシコ人が愛する、国を代表するユニークなお祭り! って、ネットに書いてあったけど。
現地についてわかったことは...名古屋人の私が、青森ねぶた祭りや京都祇園祭に行くような感じで。外国人が”なまはげは日本全土で行われている伝統的なイベント”と勘違いしているような...
とにかく、メキシコのある一部の限られたエリアで行われる祭りであること。
007スペクターきっかけで、”外国人観光客を取り込むためのそんなお祭り...”って、メキシコの人が言ってた!やっぱりネットの情報よりは、現地で見るに尽きますね。
大きな街の大通りには、マリーゴールドの花がたくさん植えられていました!「死者の世界から、死者を祭壇まで呼んでくれる」という言い伝えがあるお花だそうです。死者の日の時期になるとメキシコの田舎で大量生産され、様々な市場で売られているのを見ることができます。
ホテルの前にあるレフォルマ通り。The Angel of Independenceという、石碑がある大通りに...1kmくらいに渡り、ドクロのアードオブジェが並ぶ!!
キンキラキンから、ビーズや造花、いろんな装飾があり、面白かったです。
街の人々はスカルメイクをしてガイコツになりきって♫
地下鉄に乗って、ソカロ広場へ。ここでも死者の日の飾り付けが!
007Spectorのロケ地だ〜〜!
ちなみに...一緒にいた母は、カバンを前に抱えて持っていた...にも関わらず。
買って10日の新iphoneを盗まれました!笑
アジア人2人:メキシカン1000人みたいな割合の場所に行くと、一目で観光客って目立ちますからね...場所によっては西洋人も中国人全然いないです。
(クレジットカードの保険で、iphoneはリカバリーしました!いえい)
スタバには魔女的なフラペチーノが!
Sheraton Mexico City Maria Isabel Hotel
前回メキシコシティ行った時、ホテルの人から”外は危ない”って言われて。今回も同じエリアだったから、一応大きいホテルに宿泊。そして死者の日のパレードが行われる目の前のロケーションだったこともあり、シェラトンに決めた。
10/27 Day 2/ Mexico City
レフォルマ通りに、リメンバーミーの死者の国にいたような動物たちが!
メキシコの工芸品に、”アレブリ”と呼ばれるカラフルに色付けされた木彫りの動物人形があるんだけど、それのオブジェなのかな?今日のパレードで使われたら可愛いだろうな〜って妄想。
007のパレードは、こんな感じだったけど...
007 スペクター冒頭のシーン
映画の中で骸骨のマスクを身に着けたジェームズ・ボンドは、パレードの人々に紛れ込み、標的を追う。その後、大爆発が起きたり、ボンドらが乗ったヘリコプターがパレードの列に突っ込みそうになったりする!
しかし!実際にはメキシコシティでパレードが行なわれたことはなく。この映画の後に、映画にインスパイアされ、死者の日にパレードが企画されたそう!
死者の日パレード16:00〜開始
えーーーーーーーーーーーー!!
ジェームスボンドが出てこないのは当たり前だけど...なにこれ!
名古屋祭り以下、ディズニーのパレードの1/100のクオリティー
さっきのカラフルな動物を歩かせるわけでもなく、なにこれ...
がーん...まだ2,3年目だもんね...
今後、ヴェネチアンやリオカーニバルみたいに大きく華美になっていくのかな。
失意の私たちをときめかせたのは、市場でした!
メキシコの工芸品はカラフルで可愛い〜❤️
市内に色々市場あったけど、一番日本人に優しいところは...La Ciudadela市場
シウダデラ市場で主に取り扱われているのは、メキシコの各地の職人や民族によって作られている「アルテサニア」と呼ばれる民芸品がたくさん!
Sheraton Mexico City Maria Isabel Hotel
10/28 Day 3/ Mexico City-Guanajuato
早朝:送迎タクシー予約(行きと同じ、安いタクシー)
メキシコシティ着いてから、ずっと頭がフラフラしてて...お腹がパンパンで、吐き気もあり...まさかの高山病初期症状!!
グアナファトでも続く...トホホ
メキシコシティ空港10:10-シラオ空港11:15
ウーバーを使おうと思ったが、なかなかタクシーが捕まえらず。倍の金額を払って、正規のタクシーに乗った...
グアナファトの街並み
ここの家がカラフルなので、街全体がカラフル!
夜にケーブルカーで夜景を見ようとグアナファトのピピラ丘に登ろうか迷ったけど...
オレンジの街灯、街の規模からして、なんか想像のつく夜景だったので...
街中にあるグアナファト大学の大階段から景色を楽しみました
イダルゴ市場!
リメンバーミーのステーションのロケ地でもあり...
刺繍のかわいい工芸品がたくさんありました!
買ったものはホテルで並べて写真を撮る。笑
セルヴィン焼きという、グアナファトのお土産!
いっちんの技法で描かれた陶器で、茶道用に買いました。
グアナファト泊
Edelmira Hotel Boutique
10/29 Day 4/Guanajuato
早朝、朝日がちょっと出た頃に...
ホテルから歩いてピピラ丘の山頂を目指します。
ケーブルカーがまだ動いていなかったので、急な坂を登ること15分
ガイドブックには治安が悪いから、と書いてありましたが...まぁそりゃ夜に歩けばそうだろうなと思う路地でした。
山頂からの街並み!じゃーん!
グアナファト泊
Edelmira Hotel Boutique
10/30 Day5/Guanajuato-Oaxaca
早朝にチェックアウトし、空港へ
グアナファト空港8:20-9:30メキシコシティ
経由
のつもりが!!
オーバーブッキングで、乗車拒否!がーん(しかも7人くらい)
次の日の夕方のフライトを提案してきて、論外...
2時間くらいカウンターの人と交渉(&揉めて)、同じ日の夜のフライトチケットをもらいました。まぁそのフライトで荷物が届かなかったり、散々でしたが。
LCCのときは2時間前に行って、早期チェックインするしか回避方法はないですね。
オアハカの街並み
オアハカ泊
hotel kabii
10/31 Day6/ Oaxaca
死者の日には、死者を弔うための「Ofrenda(オフレンダ)」と呼ばれる祭壇を作り、捧げものをする習慣があります。
家々によって、豪華さなど特徴があります。
いろんなお家の祭壇を見せてもらいました!どの家族も”Welcome ,どんどん見て、写真撮っていいよ”というスタンスで、面白い!
祭壇には、さまざまな物が飾り付けられます。
砂糖でできたガイコツの置物(シュガー・スカル)
Pan de Muerto(=死者パン)と呼ばれる大きな菓子パン
亡くなった家族の写真
亡くなった家族の好きだった食べ物や飲み物
たくさんのマリーゴールドの花
豪華に飾り付けられます!
オアハカでは、死者の日のパレードやステージショーが行われることもあります。
(だって一年で一番観光客が集まり、お金を落としてくれますから。笑 ホテルもボロいところでも通常の3~4倍してました。)
豪華なパレードやイベント、ショー、お墓の飾り付けコンテストなど、連日死者の日にちなんだイベントが盛りだくさんでした。
オアハカ泊
hotel kabii
11/1 Day7/ Oaxaca
死者の日
ホホコトラン共同墓地(en Santa Crus Xoxocotlan)
夜に行ったら...
ジャーン!!自宅の祭壇と同様、お墓もすごいことになってました!
「夜のお墓」と聞くと、怖い印象ですが、死者の日のお墓だけは特別。
何千本ものロウソクが灯され、とても不思議で、幻想的な空間に変わります。
お墓の周りのは、お墓を見るための観光客が長蛇の列...無造作に並べられたお墓の合間を縫って、いろんなお墓を見させていただきました。
亡くなった先祖について静かに語りあう家庭もあれば、一晩中お墓の前で大いに飲んで盛り上がる家庭も...!
(死者の日って"陽気に死者を弔う”イメージがあったけど、お墓の前で綺麗に飾り付けをして、大泣きをしている家族も見ました。やっぱり家族とのお別れは寂しいですよね)
ちなみに昼間のお墓はこんな感じ...
オアハカ泊
オアハカ・デ・フアレス
11/2 Day8/ Oaxaca
オアハカは、一つの村で1つの工芸品を作るというカルチャーらしく。それぞれの村の工芸品がオアハカ中心部の市場で売られていました。
市場の様子
ちなみに...10/31-11/1は市場や露店でたくさん売られていたグッズ...
11/2はほとんど店が閉まっていました!街はもうお祭り終了ムード。
最終日は家族と過ごす日だそうで、みなさんお店を締めるそうなので気をつけて笑
11/3 0:55 メキシコ
11/4 6:20東京
以上!
写真がありすぎて、一部しかアップできず...
まぁ百聞は一見にしかずなので、ぜひ興味あれば!世界中からこの日に向けてオアハカに殺到するので、航空券もホテルも2ヶ月前から抑えた方が良さそうです。